悪食と言われる黒鯛釣りの餌はさまざまな物が使われます。変わったところでは、すいか、缶詰のスイートコーン、カボチャ、海草なんてのもあります。しかし落とし込みの釣りでは一般的にからす貝のツブ、カニ、イソメ、エビなどでしょうか。私の場合はからす貝のツブをシーズン通して使っています。海の状況(潮の澄んだ時)や時期(8月後半以降、但し、これは喰ってくる時もあるので一概には言えないかも)によっては喰ってこなかったり、喰いの悪いときもありますが、私はツブのあたりを取るのが面白いので基本的にはツブです。ツブを使っていてあたればそれは黒鯛のあたりと思ってほぼ間違いありません。他にツブに喰ってくるのはフグぐらいです。


ツブ

 釣れた黒鯛の腹を見るとカラス貝の殻がいっぱい入っています。よくお腹が切れないものだと感心するほどです。堤防のヘチにはカラス貝が付着し、そこを住処とするカニやイソメなどの小動物もたくさんいます。まさに堤防は黒鯛にとってレストランのような場所なのだと思います。
  さて、餌に使うツブはどのようなものが良いのか考えてみましょう。堤防に着いたツブは育ちが良く大きすぎたり、殻が固かったりします。私は堤防ではなるべく取らずに事前に採って持って行くことにしています。採取場所は船溜まりの繋がれ放しになった船の底だとか、貯木場の木だったり、テトラだったりします。場所によっては砂の中にいるカラス貝が見つかることもあります。また殻が緑色がかった非常に柔らかいカラス貝が採れることもあります。この中から1.5〜3センチのものを選んで使います。5ミリほどの稚貝がいくつもくっついたものも見つかれば使います。これ、結構あたります。



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